皆さん、空港に徒歩で行こうと思ったことはありますか?空港は大抵山の中や埋め立て地など、町からは離れているもの。関空やセントレアは必ず乗り物に乗る必要があります。しかし!羽田空港ならば第一・第二・第三ターミナルまで徒歩でアクセス可能です!
羽田空港に徒歩で行った理由
健康に良いから?空港オタクだから?違います。国内線の朝便に乗る場合は、都心から出ている5時台の電車で間に合います。理由は、コ〇ナ禍の自主隔離措置で、公共交通機関に乗れなかったからです。
2021年秋当時は、海外から帰国した人は2週間の自主隔離と追跡アプリの登録、隔離終了時のPCR検査が必須でした。羽田空港近くの穴守稲荷のホテルで隔離されていた自分は、羽田空港第一ターミナルが最寄りのPCR検査場で、どうやったら行けるか考えたものです。普通のタクシーが使えず隔離用のタクシーはめちゃ高(1万円超えた気がする)。だったら徒歩で行こう!と思い立ったのでした。

穴守稲荷駅~穴守橋 (AM 7:50~8:10)
当日の天気は快晴。穴守稲荷駅から都道311号線に出て、道路の案内板を頼りに歩く。穴守稲荷と羽田空港を結ぶ穴守橋には個人的ランドマーク、みかんジュースで有名なポンジュースの看板がある。

穴守橋~第3ターミナル(AM 8:10~8:20)
穴守橋を越えると、ひたすらに第3ターミナルまでまっすぐ歩く。道中東京モノレールの天空橋駅、当時できたばかりの羽田イノベーションシティ(足湯無料)、ソラムナード羽田緑地(遊歩道)を右手に見ながらひたすら歩く。第3ターミナルは穴守稲荷から大体30分で行けることが分かったが、今回の目的地は第1ターミナル。第3ターミナルを左手に見て、東京モノレールと並んで歩く。11月だったが日差しが超暑かった。

第3ターミナル~新整備場駅(AM 8:20~8:45)
モノレールの線路沿いにひたすら歩くと、トンネルを発見。ここで注意事項ですが、必ず穴守稲荷から見て左側の歩道を歩くこと。右側の歩道はトンネルで途切れています!
トンネルの中は明るいけど、トラックがかなりのスピードで走っており耳と身体に振動が来る。

トンネルを抜けて、写真の案内板の整備地区のように左斜め方向に歩くと整備場駅へ。通勤の方が多くて、いかに羽田空港を支えている人が多いのか、ということに気が付く。(当たり前か)

新整備場駅~第一ターミナル(AM 8:45~9:00)
ここからはラストスパート。写真のように、新整備場の駅を左手に見て、突き当りを右に折れる。

少し歩くと歩道橋があるので、歩道橋を登った後に右に折れて(真っすぐは職員の入口なので入れない)歩道橋を下りる。

歩道橋を下りるとトンネルが見えるので、トンネルに向かって突き進む。歩いている職員さんもちらほら。おっ、ゴールが見えてきた!

穴守稲荷駅から約1時間10分、ついにゴール!心なしかいつもの見慣れた光景が眩しく見えた。
・・・帰りも徒歩だけどね。

まとめ
行ってみた感想は、歩けなくはないけどオススメはしない、といった感じ。
① やっぱり遠い(徒歩70分) ② 日差しを遮るところがない(日焼け必至) ③ トンネルが2か所ある(うるさい、暗い) ので、余程の事情がなければ公共交通機関を使いましょう!
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